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プリザーブドフラワー 花器なし
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製法 | 大まかには、切花を咲いた状態で有機溶剤を用いて脱水・脱色し、続けて保存液となる不揮発性溶液を用いて水分と置換し、染料を用いて着色させた後乾燥させる。 ドライフラワーと異なり、花弁の鮮やかさは生きた花と比べても遜色なく、触っても柔らかくて瑞々しい。 ウエディングブーケやインテリアフラワー、インテリアアートとしてその存在が一般的になっている。
脱色にはメタノール・エタノールなどの低級アルコールを主成分とする液、水分の置換にはポリエチレングリコールや高級エーテルなど、不揮発性で比較的安全性の高い有機溶剤を用いる。 |
長所 | 寿命が長く、保存状態がよければ10年以上保存が出来る。 着色によって現実にはない色合いの花を作り出すことが出来る。 保存液に安全性の高いものを用いれば有害性は低い。 生花と違って、花粉アレルギーの心配が無い。 水を与える必要がない(与えてはいけない) |
短所 | 水気に弱い。 湿気のあるところに置いてはいけない。 直射日光など紫外線によって褪色することがある。 布などに長時間接したままにしておくと、染色に用いた染料が色移りすることがある。 エアコンやヒーターの風が直接当たらないようにする(乾燥しすぎると、花びらのひび割れの原因となる)。
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